万年筆デビュー
パイロット カクノを買った
初めて買った万年筆がパイロットさんが出している「カクノ」だった。
すでにリーズナブルな万年筆として人気だったカクノ。
万年筆って何だか敷居が高いけど、カクノならボールペンみたいな感覚でペンケースに忍ばせてもいいかも。
と思い、気軽な気持ちで手に取った。
そして、カクノを買うと付いてくる付属のカートリッジを差した。
「面白い!」
私は特別字が上手いわけではないのだが、万年筆で書いた字はどこか味があって素敵に見えた。
絵のような、それだけで作品になったような気がした。
万年筆インクとの出会い
そして、インクの色。
調べると物凄い種類のインクが売られている。
緑だけでも数種類・・・。
ひとつひとつの色に素敵な名前が付けられ、安価なペンではまず見たことのない何とも言えない色合いだ。
そう、このカクノは別売りのコンバーターを購入すると好きなインクを入れることができる。
この時、またインクを1つも持っていなかった私は、同じパイロットさんが出している「色彩雫」というインクがたくさん色数があると巷で評判だったので購入。
自身が6月生まれだったので、
「紫陽花」アジサイという色のインクにしてみた。
これは、インク沼に落ちる人の気持ちがわかる。
まるで香水瓶を買った時のように、特別な気持ちになる。
万年筆のペン先
カクノのペン先はステンレスだ。
ちょっとカリカリと固い感じがする。
一般的に、万年筆には14金、18金、24金などいろいろなペン先があり、書き心地が違うらしい。
「全種類、試し書きしてみたい!」
これもまた、万年筆沼に落ちる人の気持ちがわかる。
こうしてズブズブとはまっていくのであった。
マイ万年筆
とても気軽に始められる万年筆、カクノ。
今まで万年筆とは無縁だった人にこそ、手に取っていただきたい。
何もかしこまった使い方をしなくても良いのです。
スケジュール帳や、ちょっとした家族へのメモ、感謝の気持ちを添えた付箋に。
いろいろ普段使いに万年筆を使ってみてください。
きっと、字を書くのが楽しくなりますよ。